高擶小学校の学区について


地名の由来
高擶の地名は、古い時代の文書に「高楡」と書いてある。「楡」は、ハルニレのことである。芳賀地区の元屋敷と言われるところに諏訪神社があるが、その境内に4本のハルニレの巨木がある。樹齢400年くらいは経っているとの話である。この巨木は人の手によって植えられたのではなく、自然に育った木であり、この地区は、古い時代にはこうしたハルニレの木が多かったことが推測される。さらに、このハルニレは地区の人たちからは、ニレとは呼ばれずに、ほとんど「タモ」と呼ばれている。こうしたことから、「たかたも」が自然と「たかたま」に転化し、漢字も、「楡」からタモという字の「櫤」になり、さらに「擶」の字が使われるようになったと考えられる。
更新日: 平成29年04月01日(土曜日)